CPAP治療について
CPAPよくあるご質問
マスクについて
マスクが気になって眠れない
まずは習慣づけから
初めのうちは、煩わしくなったら外してしまって大丈夫です。これまでマスクを付けて寝るという習慣がなかったのですから、初めから朝までつけることはできなくて当たり前。
まずは「寝る時にはマスクを付ける」という習慣づけから始めましょう。
マスクを付けて寝ることに慣れてきたら、時間を伸ばしていきましょう。
マスクが合っていない、顔に跡が残る
マスクフィッティングをしてみましょう
マスクの角度やベルトの強さが合っていないと、マスクの跡がついてしまったり、マスクから空気が漏れてしまったり使いづらさの原因となります。
「おかしいな」と思ったら、マスクフィッティングをしてみましょう。
- マスククッションで鼻の穴が塞がれていませんか?マスクが鼻の周りに均等にかかるよう調整します。
- ベルトはきつすぎないですか?目安は座った状態で指2本が頬とベルトの間に入る程度です。締めすぎてしまうとマスククッションの役目を半減させてしまいます。
※マスクフィッティングがうまくいかないようでしたら、次回受診時にマスクを持って来てください。マスクフィッティングをします。
やはりどうしてもマスクが気になって眠れない!
「マスクが視野に入って気になる」「マスクの中が蒸れて気持ちが悪い」などマスクが気になって使用が困難になってしまう場合はマスクの種類を変えるのも解決方法の1つです。ご要望があればスタッフまでお申し出ください。
鼻と口のトラブル
鼻がつまり気味で苦しい
花粉症や風邪などによる鼻詰まりはありませんか?
CPAPは鼻呼吸で使用していただくものです。
無理に使おうとすると苦しくなり、睡眠に影響が生じてしまうことがあります。鼻づまりがひどいときはCPAPの使用は一時中断し、鼻づまりの治療を優先します。鼻の乾燥が原因の場合もありますので、ご受診ください。
鼻が乾燥してしまう
CPAPは室内の空気を取り込んでいるため、冬の乾燥の時期は鼻やのどが渇き気味になります。
寝室の加湿の為、加湿器を使用する、濡れタオルを吊るすなどの工夫をしてみましょう。CPAP専用加湿器がありますので、ご相談ください。
口が開いてしまう
口が開いてしまうと適正な圧力がかからなくなります。口が開いてしまう主な原因として、鼻づまりがある、設定の圧力が弱いなどがあります。ご相談ください。
圧に違和感がある
吐きづらさ、吸い足りなさがある
人によって適正なCPAP圧があります。
しかし、体調などで一時的に違和感を生じることがあります。
以下の点に問題がないか確認してみましょう。
- 鼻はつまっていませんか?
- マスクから空気漏れはありませんか?
- CPAPを毎日使用していますか?
- 寝つく時間や使用感に問題はありませんか?
医師の診察でCPAP設定圧が変更になる場合があります。
受診時にCPAP本体のご持参をお願いします。
面談時に以下のことに関し、スタッフにお伝えください。
- 違和感はどの程度か?
- 違和感は寝始めか?寝ている途中か?
- 圧が弱くて吸い足りないと感じるのか?強くて吐きづらいと感じるのか?
管理に関して
転勤、転居することになった
転勤、転居が決まりましたら、速やかにご連絡ください。
ご使用中のCPAPを管理できるクリニックをメーカーさんに探してもらい転院手続きをしますので、ご希望のエリア等をお伝えください。
ご使用中のCPAPはそのままご使用いただき、転院先でのCPAP管理となります。
※ご注意
転院先への紹介状作成にお時間がかかりますので、次回の予約を待たずにまずはご連絡ください。
入院した、入院することになった
入院した、入院予定がありましたら、必ずご連絡ください。
CPAPは在宅での治療となります。入院となった場合は入院先での管理となりますのでご連絡お願いします。
海外旅行、海外出張することになった
必ず手荷物として携行してください。
入国審査でCPAPが医療機器であることの説明を求められる場合があります。
英語の説明文書を用意してありますのでご相談ください。